前回の記事では、楽天モバイルがいよいよ値上げを決定し、0~1GB未満の利用は現在は無料で利用できますが、7月1日より¥1,078の利用料金が必ず発生する料金システムへと移り変わることをお伝えしました。
今回は、値上げが決定した楽天モバイルモバイルを維持するまたは、契約するメリットを考察したいと思います!
目次
①.【考察】楽天モバイルのメリットとデメリット
さて、1番のパワーワードである「無料」を切り捨てた楽天モバイルですが
楽天市場でのポイント還元率アップなど既存ユーザー流出防止のための施策を発表してますので、その内容を考察します。
①.1.楽天モバイルユーザの楽天市場でのポイント還元率は最大6倍!
こちらは何とも魅力的な特典です!「6倍」ともなるとポイントがザクザクたまるイメージですが、最大という文言の実際の内訳を解説します。
ポイントアップ条件 | ポイント倍率 |
楽天市場でお買い物 | 1倍 |
楽天カードで楽天市場でお買い物 | 1倍 |
楽天カードで楽天市場でお買い物 | 1倍(上限3,000P) |
楽天モバイル契約中 | 1倍(上限5,000P) |
楽天モバイル契約中または新規申し込み | 1倍(上限1,000P) |
楽天モバイル利用の楽天ダイヤモンド会員 | 1倍(上限1,000P) |
実は、楽天モバイルを契約していることによってUPするポイント還元率は3倍だけなんです…。
その内の+1倍はダイヤモンド会員であることが条件となります。
ダイヤモンド会員とは楽天で半年間に4,000P獲得する必要がある上位の格付けになります。なので楽天モバイルをすることで無条件で6倍になるということではなく、条件が揃えば最大6倍になりますよって事ですね。
6月まで、楽天モバイル契約特典としての倍率は+1倍だけだったので+2倍の合計3倍に還元率がUPすることは、美味しいと言えば美味しいんですが、ダイヤモンド会員のハードルを考えると、7月1日からは、多くの方は実質+2倍になると考えるのが妥当でしょう。
※ちなみに、楽天モバイル契約特典ポイントで
最低利用料金の¥1,078の元を取ろうと思うとこんな感じ。
- +2倍で考えた場合
¥53,900(楽天市場での購入額)×0.02= ¥1,078
+3倍で考えた場合(ダイヤモンド会員)
¥35,933(楽天市場での購入額)×0.03=¥1,078
最低でも税抜¥35,933の楽天市場でのお買い物が必要になります。
元を取ろうとして、買い回りをせずにお買い物をしてしまうと…
「Aショップのほうが100円安い!?」
「Bショップは送料無料だった…」
なんて本末転倒になりかねないので価格.comなどでしっかり比較することをオススメします!
①.2.楽天LINKという激安かけ放題
楽天モバイルではLinkアプリを使用した通話は無料となっており、ナビダイヤルなどの必ず料金が発生する番号を除いては一切料金がかからない仕様です。
大手三キャリアのかけ放題のオプション料金は約¥1,700~1,800ですので、楽天モバイルの¥1,078はネットも3GBまで利用出来るため破格の安さと言えます!
また、Linkアプリでの通話はネット回線を利用しているため、通信環境に左右され音質の善し悪しが変わる可能性がありますが、個人的には音質が極端に悪いと感じることはありませんでした。
(コールが鳴るまで少し時間がかかるが、音質はLINE通話と同等かそれ以上に感じた。)
かけ放題の代用として利用する場合、一般的な携帯での通話料金22円 / 30秒ですので¥1,078分の通話をするのであれば、時間にすると月で合計24分30秒以上の通話をするのであれば最低利用料金の元が取れる計算です。
例えばネットは3GBまでしか使わないけど、毎月30分以上は通話するって方であれば値段も抑えられますし、尚且つ安定したWi-Fi環境の下であれば、通話音質も安定しますのでおすすめのプランだと言えます。
①.3.結局メリットの方が大きい?
上記の続きにはなりますが、そもそも1GB以上のネットの利用があるユーザは、
単純にポイント倍率が上がるだけですし、LINKアプリで通話を24分30秒以上掛けるなどの損益分岐点を考える必要はありません。
また6月4日~6月11日まで開催されていた「楽天スーパーセール」では、期間中に楽天モバイルにMNPまたは新規申し込みで、ポイント倍率+9倍(上限3,000P)となるキャンペーンが実施されていたので、僕は5月に解約していたので、躊躇なく申し込み再契約を果たしました。
今回の楽天スーパーセールで地獄の散財をしてしまったので上限ポイント3,000Pはしっかり回収しております!!
このような、セール系の大きなイベントに連動して行われるキャンペーンは今後も定期的に行われると思いますので、個人的にはメリットの方が大きいと感じています。
7月からの値上げでデメリットがあると考えられるのは、
ネット利用1GB未満で電話を全然かけない
そんなユーザーさんは乗り換えを考えてもいいかもしれませんが、22年10月末まで、ポイント還元により実質無料となりますので、焦って解約する必要もないんじゃないかな。
②.ユーザー流出でも楽天グループ的には好機
楽天グループの 三木谷会長の「ぶっちゃけ0円で使い続けられても困る」事変から早1か月、大手キャリヤの格安ブランドは、楽天狩りに闘志を燃やしているのがうかがえます。
キャリア | 楽天狩りの内容 |
povo 2.0 | データを追加購入しなければ0円で維持できるためそれを前面に押し出す,楽天モバイル専売スマホに対応 |
LINEMO | 半年間実質無料キャンペーン,楽天モバイル専売スマホに対応しMNP後もスマホを変えず利用できる |
NURO | NURO光と同時申し込みで1年間NUROモバイル(3GB)が無料と¥10,000キャッシュバック |
ただ楽天的には、無料ユーザーが減り、残ったユーザーから料金を回収することで今まで以上の売り上げが見込めますし、それによって通信環境がより改善されることが期待できます。
そもそも最近は、めちゃくちゃ回線スピードが遅い訳ではなさそうです。
早速、SIMカードが届いたのでスピードテストをしてみたところ、6月11日の土曜日の10時ごろで下り49.7Mbps これだけ出ていれば普段使用で困ることはない。
なにより、楽天市場との連携を強める方向性なので個人的にはこの方向性の方がありがたいです。
(今回のスーパーセールでGalaxy note20 ultra5Gを購入してしまう。。。)また記事にします。
それではさよなら。
コメント